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  • 花の水かえ簡単レシピ | エクラのコラムvol.1
「水切り」
洗面器や洗い桶に水を張り、その中に「茎」を入れて、約1センチ目安位を水の中で、ハサミを使って切って下さい。
それを文字通り「水切り」といいます。
花屋ではすでに、水揚げ処理をしておりますが、鮮度をより保つため御自宅でも「水切り」してあげることにより、より長持ちさせることが出来ます。

また、水切りは元気がなくなってしまった花にも効果的です。
例えば、首がダラ~っとおじきをしてしまった花などは、「水切り後」浅く張った水の中に、花首ギリギリまでつけて2~3時間置いてみます。
すると、水が花までしっかりと行き渡り、姿勢よくピンと元気に戻る事もあります。
特に、背の高い花は効果がわかりやすいと思います。


「水かえ」
真夏には水かえを毎日する必要があります。
茎の切り口が水を濁らせます。
濁った水をそのままにしておくと、バクテリア、ガスの発生などが起こり
結果的に花の持ちは悪くなります。
水は清潔に。
*当方では、浄水した水をオススメしています。
また「水かえ」のさいには、花瓶・茎も洗ってあげましょう。
「”茎”を洗う」
花を花瓶に入れておくと、切り口から水を汚し、茎がヌメっとしてしまいます。
バクテリアの発生を防いだり、臭いを防いだりといろいろな意味がありますが、「水かえ」をしても「茎」が汚れていてはダメ!
流水で茎のヌメリをとり、清潔に保って下さい。
*洗剤をつけたりする必要はありません。ただし、しっかりと一本づつ洗ってあげて下さい。
花瓶も、スポンジやたわしなどを使って洗います。
その時には、ガラスや陶器など、花瓶の種類により洗い方に注意。
大切な花瓶が傷付いてしまう場合がございます。ご注意ください。
「延命剤」
より長く生花を楽しんで頂くためのご案内です。
「延命剤」には、いくつかの商標がございますが「キープフラワー」「クリザール」などという商品が一般的です。
生花店やホームセンターまたはスーパーなどの花売り場にて購入することが出来ます。
メーカーによって価格や量などは異なりますが、200CCで400円~500円位です。
バクテリアの発生を防いだり、花に栄養を与え、つぼみを開かせるお手伝いをしてくれたりします。
水かえの都度、忘れずに入れてください。また、量などについては、それぞれの商品説明を御参考下さい。
夏場には、当方でも積極的に利用しております。一度お試しになりたい方は、サンプルを差し上げておりますので、お気軽にお声かけ下さい。
「補足やアレンジ」

葉は、花瓶の水につかないよう!
腐る原因になり、水の汚れを加速します。
茎が水についている水面から10センチは茎だけにしておく方がよいと思われます。

エアコンのON・OFFが激しいお部屋や、極端に直射日光が当たるところには置かないのがBEST。暗いお部屋や温度差の低いところは長持ちします。
また、吸水性のスポンジを使用したアレンジメントは、枯れたものを抜き
スポンジには水を足して下さい。

水切りを繰り返し、茎がだんだん短くなってきたり、長さがあっても元気が戻らない場合などは、思い切って花首ギリギリで切って、「ガラスの平皿」などの平たい器に浮かべてみましょう。
 
また、バラなどはお風呂に浮かべて「バラ風呂」にしたり、花びらを新聞紙などの上に散らせて、よく乾燥させ「ポプリ」にして、しばらく楽しんでいただくのも☆
最後まで自然の恵みを楽しんであげましょう。

※本コラムの無断使用、転載を禁じます。

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